KEHAI / SALON / VISIT
訪問美容の依頼を受けたら、施術前に確認したい4つのこと
厚生労働省が2026年3月26日に改正した、出張理容・出張美容の対象と衛生管理要領を読む。訪問前に確認したい4つの項目を整理する。
SALON / VISIT
訪問美容の前に、4つを確認する。
01 / 環境
作業場所訪問先で安全に施術できるか
02 / 道具
携行品必要なものを持ち出せるか
03 / 衛生
消毒使用後の器具をどう扱うか
04 / 体調
健康管理施術者の状態を確認する
厚生労働省の改正通知と衛生管理要領を基に編集部作成。
依頼が入ると、まず予定と道具を確認したくなる。けれど、店の外の施術は、持ち物を揃えれば始められるわけではない。依頼の対象、施術する場所、使った器具の扱い。出発前に確認したいことがある。
最初に見るのは、道具ではなく「対象」
厚生労働省は2026年3月26日、「理容師法施行令第4条第1号及び美容師法施行令第4条第1号に基づく出張理容・出張美容の対象等について」を一部改正した。対象として示されているのは、疾病その他の理由で理容所・美容所に来ることができない人など。訪問美容が必要になる場面を前提に、自治体へ運用を周知する通知だ。
依頼を受けたら、いきなり道具を詰め始めるのではなく、まず今回の訪問が対象にあたるかを確認する。ここが曖昧なままだと、そのあとに何を準備するかも決めにくい。訪問美容では、最初の確認が施術前の準備になる。
通知にある四つを、現場の言葉に置き換える
改正通知とあわせて、衛生管理要領の別添を適用開始日から運用することも示された。確認項目は、作業環境、携行品、消毒、従業者の健康管理。言葉は少し固いが、現場では「その場所で施術できるか」「必要な道具を持っているか」「使った器具をどうするか」「自分の体調に問題はないか」と読み替えると分かりやすい。
場所と道具は出発前に確認し、到着してからもう一度見る。消毒は使い終わった器具の扱いまで含めて考える。健康管理は、施術する側の状態を確認する項目だ。四つを自分の仕事の順番に並べておくと、通知の言葉が現場のチェックに変わる。
迷ったときに、すぐ開ける資料にする
今回の改正は、訪問美容を新しいサービスとして紹介するものではない。すでにある訪問の仕事を、対象と衛生管理の面から確認し直すためのものだ。依頼の対象を見て、作業環境と携行品を確認する。そのうえで、消毒と健康管理を確かめる。四つの項目が見えるだけで、準備の抜けに気づきやすくなる。
細かな運用は、通知本文と衛生管理要領に加えて、自治体の案内も確認したい。全部を暗記する必要はない。依頼を受けたときや出発前に迷ったとき、すぐ開ける場所に資料を置いておけば、その都度4つの項目に戻って確認できる。
REFERENCE / 編集上の参考情報2 SOURCES
- 厚生労働省
LOCKED RESEARCH SOURCE理容師法施行令第4条第1号及び美容師法施行令第4条第1号に基づく出張理容・出張美容の対象等について(一部改正)2026-03-26
checked 2026-08-31 - 厚生労働省
LOCKED RESEARCH SOURCE健生衛発0326(出張理容・出張美容に関する衛生管理要領の一部改正)2026-03-26
checked 2026-08-31